英文法

⑨in whichー前置詞+関係代名詞ー

📙名詞⬅︎<in which>

  • 名詞⬅︎<前置詞+関係代名詞>
  • 場所⬅︎<in which SV>
  • 名詞⬅︎<前置詞+that>は❌
  • ⬅︎<with whom SV>
  • 方法⬅︎<by which SV>
ひるべる

今回は名詞⬅︎<前置詞関係代名詞>で、名詞後ろから説明する用法について解説します。

しなもん

またむずかしそう…

ひるべる

大丈夫、これも名詞⬅︎<説明>の、<説明>の部分が前置詞関係代名詞となるだけで、名詞後ろから説明する用法構造は同じだよ!👍さらに細かく言うと、前回の「目的格の関係代名詞」と全く構造は同じです。

さっそく、名詞⬅︎<前置詞+関係代名詞>の例文を見てみましょう。まずは名詞⬅︎<in which>から。

場所⬅︎<in which SV><where SV>

効率的に働けるオフィスが欲しい

I want an office <in which we can work more efficiently>

この文章、実は関係副詞の解説で学習した、名詞⬅︎<where〜>の最初の例文の書き換えになります。復習がてら、名詞⬅︎<where〜>バージョンを掲載します。

I want an office where we can work more efficiently. 

efficiently:効率的に

この文章は、

I want an office.
私は欲しい/1つのオフィスが

We can work more efficiently in the office.
私たちは/働ける/効率的に/そのオフィスで

という2つの文を、「where」を使って繋げて

I want an office <where we can work more efficiently>

となっている、ということももう一度思い出してください。

場所⬅︎<in which SV>

ここで、2つの文をつなげている「where」の代わりに、「in which」を使って、冒頭の例文ができます。

I want an office <in which we can work more efficiently>

2つめの文章の最後にある「in the office」の「in」がそのままwhichとくっついていると理解すれば、分かりやすいと思います。

We can work more efficiently in the office.
私たちは/働ける/効率的に/そのオフィスで

in と whichをバラバラに

この文は、前置詞「in」をうしろにもってきて書き換えることも可能です。

I want an office <which we can work more efficiently in>

そして文脈上「which」を使う必要のない場合は、このようになります↓

I want an office<we can work more efficiently in>

これは文法的にはOKですが、管理人的には最後の「in」を相手が聞き取れなかったら、相手にとってとてもわかりにくい文になるので、特に会話の中ではあまり使いたくないです。会話では基本的に「where」を使えばOKだと思います。

ニュアンスとしては、<in which〜>を使う表現が1番硬い表現で、話し言葉ではあんまり使いません。ニュースや小説などの書き言葉で、<前置詞+関係代名詞>はよく登場します。

下の図で、上から順番にニュアンスが硬くなっていくイメージです。

話し言葉an office
<where we can work more efficiently>
話し言葉でも
書き言葉でも
1番よく使う
an office
<we can work more efficiently in>
使いたくない
an office
<that we can work more efficiently in>
使う
an office
<which we can work more efficiently in>
使う
書き言葉an office
<in which we can work more efficiently>
ニュース・小説など
硬めのニュアンス

名詞⬅︎<前置詞+that>は❌

名詞⬅︎<前置詞+that>は、文法的に間違いとなります。でも、使っても通じると思います👌あと、前置詞を前に持ってきた場合は、関係代名詞「which」は省略できません

文法的に❌のパターン

名詞⬅︎<前置詞that>
an office<in that we can work more efficiently>

❌名詞⬅︎<前置詞(which)>で、whichを省略する
an office<in (which) we can work more efficiently>

名詞⬅︎<前置詞+関係代名詞>の引用例:くまのぷーさんより

名詞⬅︎<前置詞+関係代名詞>は、小説やニュース記事でよく登場します。有名な『くまのプーさん』の各章のタイトルで、「in which」が使われていたので、例として引用してみました。

第1章 クマのぷーさんとミツバチと友達になって、お話が始まる

Capter 1
in which we are introduced to Winnie-the-Pooh&some Bees,
and the stories begin. 

be introduced to〜:〜を紹介してもらう
bee:蜂🐝

これは、小説クマのプーさんの「第1章」のタイトル文です。

Capter 1(第1章)」という名詞を、<in which〜>で説明しています。第1章はこんなお話ですよ!という意味です。

名詞説明
Chapter 1<in which/we/are introduced/to Winnie-the-Pooh&some Bees,/
and the stories begin
>.
第1章<その中で/私たちは/紹介される/ウイニー・ザ・プーと何匹かの蜂を/
そして物語が始まる>
第1章<その中で私たちはウイニー・ザ・プーとミツバチを紹介され、物語が始まります>

これは章のタイトルなので、SVOはありません。「Capter1(第1章)」という名詞を、<in which SV>で説明して終わり。プーさんの本は、全ての章でこの[Chapter⬅︎<in which SV>]という形で章のタイトルが付けられています。例えば第2章は

Capter2
in which Pooh goes visiting and gets into a tight place

go visiting:(人に)会いに行く/お邪魔する
tight:(服などが)きつい/窮屈な

となってます。分解して訳すと↓こうなります。

名詞説明
Chapter 2<in which/Pooh/goes visiting/and/gets into/a tight place>.
第2章<その中で/ぷーは/友達に会いに行って/そして/入る/ある窮屈な場所に>
第2章<ぷーは友達に会いに行って、窮屈な場所に入る>

※くまのぷーさんの第二章は、ぷーが友達のうさぎの家にお邪魔し、帰り際にうさぎの家の出入り口の穴(これが「a tight place(窮屈な場所)」ですね)にぷーが詰まってしまって、クリストファーロビンや他の動物たちが綱引きのようにぷーを引っ張って「スポンっ」と穴から出ておしまい、というお話。

⬅︎<with whom>

では次は、「」を説明する「who」と前置詞withが組み合わさった場合の説明をします。まずは例文を。

彼は一緒に働くその女性を信頼している

He relies on the woman with whom he works

rely on〜:〜を信頼する

SVO
Herelies onthe woman
<with whom he works>.
彼は信頼する1つのオフィス
<=彼女と/彼は/働いている>
彼は信頼している/<一緒に働く>その女性を

この文を2文にすると、

He relies on the woman.
彼は信頼する/その女性を

He(S)/works(V)/with the woman(方法).
彼は/働く/その女性と一緒に

となっていて、「the woman」がwhomに代わって

He relies on the woman<with whom he(S) works(V)>

となり、このwhomは省略できません。また、「前置詞+who」は不可です。

文法的に❌のパターン

⬅︎<前置詞who>
He relies on the woman<with who he works>

❌人⬅︎<前置詞(whom)>で、whomを省略する
He relies on the woman<with (whom) he works>

⬅︎<who/that SV 前置詞>

この文を、whothatを使って表現する場合、前置詞の「with」は後ろにもってきます。

He relies on the woman who/whom/that he works with

この場合のwho/whom/thatは省略できます。

これもさっきの「in which」と同様、次の図において、上から順番にニュアンスが硬くなっていくイメージです。

話し言葉the woman
<he works with>
the woman
<that he works with>
the woman
<which he works with>
書き言葉the woman
<with whom he works>

方法⬅︎<by which SV>=<how SV>

how」という言葉は、『方法』に関する言葉でした。名詞を後ろから説明する、関係副詞の「howの代わりに、「by which」を使って方法』を表す名詞を後ろから説明できます。関係副詞の「howで解説した例文と同じ例文を、「by which」で表現してみます。

ex.1:蛍を観る方法を知りたい

I would like to know the way by which we can see fireflies.

SVO
Iwould like to knowthe way
<by which we can see fireflies>.
私は知りたいその方法
<=その方法で/私たちは/観れる/蛍を>
私は<蛍を観る>方法を知りたい。

ex.2:いつもトレードで勝てる戦略を知りたい

I would like to know the strategy by which I can always win in trading.

SVO
Iwould like to knowthe strategy
<by which I can always win in trading>.
私は知りたいその戦略
<=その戦略で/私はいつも勝てる/トレードで>
私は<トレードでいつも勝つ>戦略を知りたい。

by which」は硬いニュアンスの書き言葉、「how」は話し言葉でも書き言葉でも両方使われます。また、前置詞by」を後ろにもってきて、whichを省略することもできます。

下の図で、上から順番にニュアンスが硬くなっていくイメージです。

話し言葉the strategy
<how I can always win in trading>
話し言葉でも
書き言葉でも
1番よく使う
the strategy
<I can always win in trading by>
使いたくない
the strategy
<that I can always win in trading by>
使う
the strategy
<which I can always win in trading by>
使う
書き言葉the strategy
<by which I can always win in trading>
ニュース・小説など
硬めのニュアンス

音読してみよう!

「前置詞+関係代名詞」は他にも多くありますが、とりあえず今回学習した「in which」「by whom」「by which」の例文を、日本語を見て英語で言えるようにしましょう。

❶効率的に働けるオフィスが欲しい

I want an office <in which we can work more efficiently>
I want an office <which/that we can work more efficiently in>
I want an office <we can work more efficiently in>
I want an office <where we can work more efficiently>. 

❷第1章 ここで私たちはぷーさんとミツバチを紹介されて、お話が始まります

Capter 1 in which we are introduced to Winnie-the-Pooh&some Bees,
and the stories begin. 

❸第2章 ぷーは友達に会いに行き、窮屈なところに入る

Capter 2 in which Pooh goes visiting and gets into a tight place.

❹彼は一緒に働くその女性を信頼している

He relies on the woman <with whom he works>.
He relies on the woman <who/whom he works with>.
He relies on the woman <he works with>.

 

❻蛍を観る方法を知りたい

I would like to know the way <by which we can see fireflies>.
I would like to know the way <which/that we can see fireflies by>.
I would like to know the way <we can see fireflies by>.
I would like to know the way <how we can see fireflies>.

 

➓トレードでいつも勝てる戦略を知りたい

I would like to know the strategy <by which I can always win in trading>.
I would like to know the strategy <which/that I can always win in trading by>.
I would like to know the strategy <I can always win in trading by>.
I would like to know the strategy <how I can always win in trading>.

これで、名詞後ろから説明する用法の章は終了です。お疲れ様でした!

次の章では、引き続き「名詞に焦点を当てていきたいと思います。
具体的には、「名詞説」を作る接続詞のthat関係詞のwhatを解説します。

名詞の色は、ということで、青色が多い解説記事になると思います。

これも、1つの構造を押さえて、そこに入ってくる用語が変わってくるだけだ、という理解の仕方で学習すると良いと思います。

積み重ねていきましょう!更新は7月、週一回を予定しています。

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