📕このレッスンで学べること
「いつ・どこで・どうやって・なぜ」
の情報を加える”副詞句“について
時・場所・方法・理由についての情報を加える
前回、「SVOC」を使って前から英語をブロック整理する方法について解説をしました。
復習がてら、SVOCを使ってブロック分けした例文を見てみましょう。
By using TradingView, I watched the Ethereum chart .
TradingViewを使って/私は/みた/そのイーサリアムチャートを
「方法(どうやって?)」を説明する❶
〜前置詞を使う〜
では「時」・「場所」でやったのと同じように、次の文を「SVOC」と「方法」の情報を示すブロックに分解してみましょう。
I watched the Ethereum chart by using TradingView.
分解すると、
I(S)/watched(V)/the Ethereum chart(0)/by using TradingView(方法).
私は/みた/そのイーサリアムチャートを/TradingViewを使って
文末の「by using TradingView」 が『方法』、つまり、「どうやってETHのチャートを見たか、その方法」を説明しています。
ここでは、「by」という前置詞を使って方法についての説明を加えていますね。
この『方法』を表すブロックは、「時ブロック」や「場所ブロック」と同じように文頭にもってくることができます。
I(S)/make(V)/you(O)/happy(C)/everyday (時).
私は/する/あなたを/幸せに/毎日
となります。
「everyday(毎日)」という“時“についての情報が加えられたことによって、私があなたをいつ幸せにするのか、がわかります。
このように、「時」・「場所」・「方法」・「理由」についての情報を加えるブロックを、「副詞句」と言います。それぞれ例文で確認していきましょう。
「時(いつ?)」を説明する
「時」を説明する語句は、必ず文末もしくは文頭にきます。
次の例文で、どの語句が「時」を説明しているかは一目瞭然ですね。
I watched the Ethereum chart yesterday.
この文を分解してみましょう。
I(S)/watched(V)/the Ethereum chart(O)/yesterday(時).
私は/みた/そのイーサリアムチャートを/昨日
文末の「yesterday(昨日)」 が『時』についての情報を加えるブロックになります。
つまり、いったいいつ「私がETHチャートを見た」のか、その「時」に関する説明をしてくれているのです。
このような『時』を説明するブロックは、文頭にもってくることができます。↓
Yesterday, I watched the Ethereum chart.
昨日/私は/みた/そのイーサリアムチャートを
文頭に「時ブロック」を持ってくるときは、「 , 」(=カンマ)を単語の後ろにつけるのがルールです。
そして繰り返しますが、「時ブロック」は、基本的に文末もしくは文頭にもってくるのが英語のルールです。SNSや会話の中では途中で使われることも多いんですけどね。
「時」を説明する語句は、基本的に文末もしくは文頭で使う。
「場所(どこで?)」を説明する
次の文を「SVOC」と、「場所」の情報を示すブロックに分解してみましょう。
Bitcoin is a new currency in this world.
分解すると、
Bitcoin(S)/is(V)/a new currency(C)/ in this world (場所).
ビットコイン/は/1つの新しい通貨だ/この世界で
となります。「in the world(この世界で)」というブロックが 「どこでビットコインが新しい通貨なのか」について、つまり、「場所」の情報を文に加えているんですね。
この文章は、
In this world, Bitcoin(S)/is(V)/a new currency(C)/ .
この世界で/ビットコイン/は/1つの新しい通貨だ
とも書き換えることができます。こちらも、文頭に持ってくるときは「 , 」(=カンマ)を単語の後ろにつけるのがルールです。
💡「場所」と「時」の順番について
『場所』と『時』が同時に出てきた場合、順番はどうなるのでしょう?新しい例文で確認しましょう。
❹ I /bought /30 ADA /at the cryptocurrency exchange (場所) /yesterday(時).
私は/買った/30エイダコインを/その仮想通貨取引所で/昨日
このように、文末に『場所』と『時』がくる場合、「場所→時」の順番になります。
では文頭の場合はどうなるのでしょう?答えはこちら↓
⑷ Yesterday (場所), at the cryptocurrency exchange(時), I bought 30 ADA.
昨日/その仮想通貨取引所で/私は/買った/30エイダコインを
文頭に『場所』と『時』がくる場合は、「時→場所」が基本です。覚え方としては、
と覚えておけば良いと思います。
By using TradingView, I watched the Ethereum chart .
TradingViewを使って/私は/みた/そのイーサリアムチャートを
文頭に持ってくるときは、これまでと同じく「 , 」(=カンマ)を単語の後ろにつけるのがルールです。
「方法(どうやって?)」を説明する❷
〜副詞を使う〜
では次は、「副詞」を使って「方法」説明します。
The Samurai reads the chart logically.
この文を分解すると、
The Samurai(S)/reads(V)/the chart(O)/logically(方法).
その侍は/読む/チャートを/論理的に
文末の「logically」 が、侍さんがチャートをどう読むのか、その方法を説明しています。
方法ブロックも、「時」や「場所」と同じように文頭に持っこれます。
Logically,/the Samurai/reads/the chart/.
論理的に/その侍は/読む/チャートを
これは会話であまり使わないですが、ニュースなどちょっと固い場面でよく使われます。
※完全に主観ですが、こういう言い方をするとちょっと長老っぽくなるというかなんというか…Star warsのヨーダがよく使います。あとは詩や歌詞とかでよく使われます。強調したい時に使うんですね。
文頭に持ってくるときは、これまでと同じく「 , 」(=カンマ)を単語の後ろにつけるのがルールです。
「理由(なぜ?)」を説明する
ここまでくれば、もう何を説明するか大体お察しだと思いますが、お付き合いください🙏
次の例文を、SVOC+「理由ブロック」で整理してみましょう👌
I am interested in the blockchain industry because it is very innovative.
この文を分解すると、
I (S)/am interested(V)/in the blockchain industry(O)/because it is very innovative(理由).
私は/興味を持つ/ブロックチェーン業界に/なぜならそれは非常に革新的だから
文末の「because they are very innovative」 が『理由』、つまり、「なぜ私は仮想通貨に興味があるのか」を説明しています。
この『理由ブロック』も文頭にもってくることができます。
Because it is very innovative, I am interested in the blockchain industry.
非常に革新的なので/私は/興味を持つ/ブロックチェーン業界に
これも「 , 」(=カンマ)を単語の後ろにつけるのがルールです。
「方法」と「理由」の順番について
「方法ブロック」と「理由ブロック」の順番についても、解説します。
💡文末:「方法→理由」の順番
The Samurai reads the chart logically because he makes a huge effort.
make a huge effort:多大な努力をする
The Samurai(S)/(V)/the chart(O)/logically (方法)/ because he makes a huge effort (理由).
その侍は/読む/チャートを/論理的に/彼は多大な努力をしているから
💡文頭の場合:「理由→方法」
Because the Samurai makes a huge effort, logically he reads the chart.
Because the Samurai makes a huge effort, (方法)/ logically (程度)/ he(S)/reads(V)/the chart(O).
彼は多大な努力をしているので/論理的に/彼は/読む/チャートを
※この場合、「logically」の後ろに「 , 」(カンマ)はあってもなくてもOK。一呼吸おきたかったらカンマで間を取り、そのままさらっと続けて言う場合はカンマなし。
例えば管理人が仮想通貨のトレードをする時に、ツイッターでとても参考にさせてもらっている侍さんがいて(この英文法ブログもその侍さんとのやりとりの中から生まれました)、ツイッター上でその侍さんを外人に紹介しようと、
「やあみんな!俺たちの侍は壮大な努力をしてて、チャートをめちゃくちゃ論理的に読むんだぜ!」
と発信する場合は、
Hey guys!!
Because our SAMURAI makes a huuuuuge effort, sooooo logically, he reads the chart !!!
huuuuuge=hugeの造語:めちゃくちゃ大きいという意味
sooooo=soの造語:めちゃくちゃロジカルだということ
という感じで、logicallyの後の「,」(カンマ)だけでなく、「huuuuge(ひゅーーーーーーじ)」や「soooo(そおおおおおう)」という造語も入れて、ちょっとだけ大げさに紹介します👌
普段の場面では、このように文頭に「方法」と「理由」を両方もってくることは少ないように感じます。管理人の主観ですが、「理由」が文頭、「方法」が文末、にしたほうがスッキリした文になります。”伝える”ということが大事なので、文章はスッキリさせたいですね!
Because the Samurai makes a huge effort, (理由)/ he(S)/reads(V)/the chart(O)/logically (方法).
その侍は多大な努力をしているので/彼は/読む/チャートを/論理的に
💡「時」・「場所」・「方法」・「理由」の順番
では最後に、副詞句4種てんこもり文の場合、その順番はどうなるのか例文で見てみましょう。
文末に副詞句が来る場合
The Samurai reads the chart by using TradingView in his room everyday because he likes predicting the future.
The Samurai(S)/reads(V)/the chart(O)/ by using TradingView(方法)/ in his room(場所)/everyday(昨日)/ because he likes predicting the future(理由).
その侍は/読む/チャートを/TradingViewを使って/彼の部屋で/毎日/彼は未来を予測するのが好きだから
predict:予測する
副詞句の順番は「方法→場所→時→理由」です。かなり長い文章になってしまってわかりづらいと思う方もいらっしゃると思いますが、こういう長い文章になった時こそ、ブロックで整理する読み方の効果が発揮されます。つまり、
The Samurai(S)/reads(V)/the chart(O).
その侍は/読む/チャートを
というSVOの文に「副詞句ブロック」が追加されて「方法→場所→時→理由」の順でそれぞれ説明してるんだな、と頭を整理して読めば難易度はグッと下がるはず。つまり、
SVOブロック
The Samurai(S)/reads(V)/the chart(O).
その侍は/読む/チャートを
副詞句ブロック
by using TradingView
TradingViewを使って(方法)
in his room
彼の部屋で(場所)
everyday
毎日(時)
because he likes predicting the future
彼は好きだから 予測するのが 未来を(理由)
という感じで、まず「侍さんがチャートを読む」という情報をキャッチし、次にそれが
「どうやって・どこで・いつ・なぜ」
行われたのか、が説明されてるんだなと頭を整理できれば、全ての単語が聞けなかったり読めなかったりしても、とりあえず
「侍さんがチャートを読む」
ということはキャッチしてるので、文の大筋は掴めるのです。
文頭の場合
文頭の時は、文末とは逆の順番になります。
Because the Samurai likes predicting the future, everyday, in his room, by using TradingView, he reads the chart.
Because the Samurai likes predicting the future,(理由)/everyday,(時) / in his room,(場所)/by using TradingView,(方法)/ he(S)/reads(V)/the chart(O).
その侍は未来を予測するのが好きなので、/ 毎日/ 彼の部屋で/TradingViewを使って/彼は/読む/チャートを
💨「理由→時→場所→方法」の順
実際にはこのように「副詞句4種盛り」を文頭に持ってくると、嫌がらせのように分かりづらくなってしまいます🚨
スッキリ、わかりやすく伝えるためには
Because the Samurai likes predicting the future,(理由)/everyday(時)/ he(S)/reads(V)/the chart(O)/in his room(場所)/ by using TradingView.(方法)
と言う感じで、副詞句を前後に分散してあげると良いと思います。
ポイントとしては1番伝えたい情報のブロックを前に持ってくると伝わりやすいですね👌 (この場合は「理由」と「時」を1番相手に伝えたい、ということがわかります。)
特に「理由」と「時」が重要視される場面が多いので、副詞句の4種を仮想通貨の時価総額順に例えると…
「理由」はBTC(横綱)
「時」はETH(大関)
「場所」はBNB(関取)
「方法」はXRP(小結)
という感じでしょうか。
※2021年4月20日(火)執筆時点の時価総額
参考:tokens.morningstar.co.jp
SVOC+副詞句(時 場所 方法 理由)でブロック整理
これまで見てきた例文の解説のように、本サイトでは
の記号を使って英文をブロックに分解して解説します。ブロックに分解する際、「スラッシュ=/」で英文をブロックごとに分けていきます。
Yesterday (場所), / at the cryptocurrency exchange (時), / I / bought / 30 ADA.
昨日/その仮想通貨取引所で/私は/買った/ 30エイダコインを
長い文章になればなるほど、「スラッシュ=/」と「SVOC 時 場所 方法 程度」の記号を使って英文を前から整理することで英文が読みやすくなります。
最初はとっつきにくいかもしれませんが、慣れていけば大丈夫です。頭の中が整理され、英語へのアレルギーが少しずつなくなっていきます。
『SVOC・時・場所・方法・程度』まとめ
要素名 |
文の中での役割 |
主語 (S) |
文の主人公 |
動詞 (V) |
文の主人公(主語)が 行う動作 一般動詞/be動詞 |
目的語 (O) |
動作の目的・対象となるもの |
補語 (C) |
主語(S)や目的語(O)と = の関係になる |
副詞句 |
「時・場所・方法・程度」の情報を追加 |
実践!SVOC+副詞句ブロックで整理
I make profits everyday .
<解説>
I(S)/make(V)/profits(O)/everyday (時).
私は/作る/利益を/毎日
文末の「everyday(毎日)」が『時』を説明しています。つまり、いつ「私は利益を出しているのか」について説明してくれています。
💡「時ブロック」が文頭
⑵ Everyday, I make profits.
毎日/私は/作る/利益を
Many people use crypto-currencies in this country.
<解説>
Many people(S)/use(V)/crypto-currencies(O)/in this country (場所).
多くの人が/使う/仮想通貨たちを/この国で
文末の「in this country(この世界)」が『場所』を説明しています。つまり、いったいどこで「多くの人が、仮想通貨を使っている」のかについて説明してくれてます。
💡「場所ブロック」が文頭
⑵ In this country, many people use crypto-currencies.
この国で/多くの人が/使う/仮想通貨たちを
I’m learning about crypto-currencies by using SNS.
<解説>
I(S)/‘m learning(V)/about crypto-currencies(O)/by using SNS(方法).
私は/学んでいる/仮想通貨たちについて/SNSを使って
文末の「by using SNS(SNSを使って)」が『方法』を説明しています。つまり、いったい『どうやって』私が仮想通貨について学んでいるのか、について説明してます。
💡「方法ブロック」が文頭
By using SNS, I’m learning about crypto-currencies.
SNSを使って、/私は/学んでいる/仮想通貨たちについて
We can use the wallet easily because it is simple.
<解説>
We(S)/can use(V)/the wallet(O)/easily (方法) / because it is simple(理由).
私たちは/使える/そのウオレットを/簡単に/それはシンプルだから
文末の「easily」が『方法』を、「because it is simple」が「理由」を説明しています。
💡「理由+方法」が文頭
Because it is simple,/ easily we can use the wallet.
シンプルなので/簡単に/私たちは/使えるそのウオレットを
※「easily」の後ろにカンマ(,)はなしでもOK。一呼吸おきたかったらカンマで間を取り、そのままさらっと続けて言う場合はカンマなし。
💡「理由」+SVOC+「方法」
Because it is simple,/ we can use the wallet/easily.
シンプルなので/私たちは/使えるそのウオレットを/簡単に
※こっちの方が自然です!
最後に、今回登場した仮想通貨単語をご紹介します👌
新しく登場した仮想通貨用語
ETH:イーサリアム
BTC(ビットコイン)の次に有名な仮想通貨。ビットコイン以外の仮想通貨を「アルトコイン」と呼ぶが、No1アルトコインの座はこのイーサリアムにある。
ADA:エイダコイン
「カルダノ(Cardano)」というブロックチェーンプラットフォームで使用可能な仮想通貨。「30億人の財布👛」を目標に技術開発を進める「カルダノ財団」によって運営されている。人気シューズメーカー「New Balance」や東京理科大学との提携などで、日本においても利用シーンの拡大に取り組んでいる。
cryptocurrency exchange:仮想通貨取引所
日本国内ではCoincheck・Bitflyerが有名だが、実質的な取引手数料である「スプレッド」が激高でなかなかトレードで利益を出しづらい。反面「大手」というブランドの名の下、セキュリティなどは安定してそう。
ただそれぞれ面白い特徴がある。
Bitflyer
yahooショッピングや楽天ショッピングなどと提携して、買い物額の0.6%がビットコインでもらえるセルフアフィリ的サービスがあるので使ってます。友達紹介キャンペーンを2021年2月からスタートしていて、このURLから登録すると1000円分のビットコインがもらえちゃう。
Coincheck
「Coincheckでんき」・「Coincheckガス」という電気・ガスのサービスを提供。管理人の住む場所では「Coincheckガス」は契約できない(首都圏のみ対応のようです)ので、2021年の3月から「Coincheckでんき」を試しに使っている。

契約してみてわかったが、電気の供給会社はCoincheckではなく、Coincheckと提携している「株式会社イーネットワークシステムズ」という会社だ、というところからまずややこしくて、
更にマイページサイト↓が見づらい(いくら分のBTCが電気代から還元されたか、がイーネットワークシステムズのマイページサイトからは見れない)という不満がある。
しかし電気代を払ってBTCを積み立てることができるというのは魅力。これについてはツイートや本ブログの「仮想通貨運用セクション」でレポ予定👌
管理人のおすすめ取引所
国内取引所の中では実質的な取引手数料である「スプレッド」がもっとも安いBitbank。
一番のおすすめは海外取引所のBinance !
お疲れ様でした!
今回の『SVOC+副詞句(時・場所・方法・程度)』は、ブロック英文法を理解するための根幹を成す項目です。
ここを理解することで、英語に触れる時に頭が非常に整理され、聞く時も話す時も書く時も読む時も英語が非常に使いやすくなります。何度も目を通して、理解を深めてください。
ブロック記号
「主語(S)・動詞(V)・目的語(O)・補語(C)」+「時・場所・方法・程度(副詞句)」
次回は「SVOCの文」に、「頻度」についての情報を付け足す学習をします。
4月30日金曜日の18:00に公開予定👌
少しずつ、積み重ねていきましょう!
前の記事
文末に副詞句が来る場合
I make you happy.
⇨I(S)/make(V)/you(O)/happy(C)
私は/する/あなたを/幸せに
「方法(どうやって?)」を説明する❶
〜前置詞を使う〜
では「時」・「場所」でやったのと同じように、次の文を「SVOC」と「方法」の情報を示すブロックに分解してみましょう。
I watched the Ethereum chart by using TradingView.
分解すると、
I(S)/watched(V)/the Ethereum chart(0)/by using TradingView(方法).
私は/みた/そのイーサリアムチャートを/TradingViewを使って
文末の「by using TradingView」 が『方法』、つまり、「どうやってETHのチャートを見たか、その方法」を説明しています。
ここでは、「by」という前置詞を使って方法についての説明を加えていますね。
この『方法』を表すブロックは、「時ブロック」や「場所ブロック」と同じように文頭にもってくることができます。
By using TradingView, I watched the Ethereum chart .
TradingViewを使って/私は/みた/そのイーサリアムチャートを
文頭に持ってくるときは、これまでと同じく「 , 」(=カンマ)を単語の後ろにつけるのがルールです。
「方法(どうやって?)」を説明する❷
〜副詞を使う〜
では次は、「副詞」を使って「方法」説明します。
The Samurai reads the chart logically.
この文を分解すると、
The Samurai(S)/reads(V)/the chart(O)/logically(方法).
その侍は/読む/チャートを/論理的に
文末の「logically」 が、侍さんがチャートをどう読むのか、その方法を説明しています。
方法ブロックも、「時」や「場所」と同じように文頭に持っこれます。
Logically,/the Samurai/reads/the chart/.
論理的に/その侍は/読む/チャートを
これは会話であまり使わないですが、ニュースなどちょっと固い場面でよく使われます。
※完全に主観ですが、こういう言い方をするとちょっと長老っぽくなるというかなんというか…Star warsのヨーダがよく使います。あとは詩や歌詞とかでよく使われます。強調したい時に使うんですね。
文頭に持ってくるときは、これまでと同じく「 , 」(=カンマ)を単語の後ろにつけるのがルールです。
「理由(なぜ?)」を説明する
ここまでくれば、もう何を説明するか大体お察しだと思いますが、お付き合いください🙏
次の例文を、SVOC+「理由ブロック」で整理してみましょう👌
I am interested in the blockchain industry because it is very innovative.
この文を分解すると、
I (S)/am interested(V)/in the blockchain industry(O)/because it is very innovative(理由).
私は/興味を持つ/ブロックチェーン業界に/なぜならそれは非常に革新的だから
文末の「because they are very innovative」 が『理由』、つまり、「なぜ私は仮想通貨に興味があるのか」を説明しています。
この『理由ブロック』も文頭にもってくることができます。
Because it is very innovative, I am interested in the blockchain industry.
非常に革新的なので/私は/興味を持つ/ブロックチェーン業界に
これも「 , 」(=カンマ)を単語の後ろにつけるのがルールです。
「方法」と「理由」の順番について
「方法ブロック」と「理由ブロック」の順番についても、解説します。
💡文末:「方法→理由」の順番
The Samurai reads the chart logically because he makes a huge effort.
make a huge effort:多大な努力をする
The Samurai(S)/(V)/the chart(O)/logically (方法)/ because he makes a huge effort (理由).
その侍は/読む/チャートを/論理的に/彼は多大な努力をしているから
💡文頭の場合:「理由→方法」
Because the Samurai makes a huge effort, logically he reads the chart.
Because the Samurai makes a huge effort, (方法)/ logically (程度)/ he(S)/reads(V)/the chart(O).
彼は多大な努力をしているので/論理的に/彼は/読む/チャートを
※この場合、「logically」の後ろに「 , 」(カンマ)はあってもなくてもOK。一呼吸おきたかったらカンマで間を取り、そのままさらっと続けて言う場合はカンマなし。
例えば管理人が仮想通貨のトレードをする時に、ツイッターでとても参考にさせてもらっている侍さんがいて(この英文法ブログもその侍さんとのやりとりの中から生まれました)、ツイッター上でその侍さんを外人に紹介しようと、
「やあみんな!俺たちの侍は壮大な努力をしてて、チャートをめちゃくちゃ論理的に読むんだぜ!」
と発信する場合は、
Hey guys!!
Because our SAMURAI makes a huuuuuge effort, sooooo logically, he reads the chart !!!
huuuuuge=hugeの造語:めちゃくちゃ大きいという意味
sooooo=soの造語:めちゃくちゃロジカルだということ
という感じで、logicallyの後の「,」(カンマ)だけでなく、「huuuuge(ひゅーーーーーーじ)」や「soooo(そおおおおおう)」という造語も入れて、ちょっとだけ大げさに紹介します👌
普段の場面では、このように文頭に「方法」と「理由」を両方もってくることは少ないように感じます。管理人の主観ですが、「理由」が文頭、「方法」が文末、にしたほうがスッキリした文になります。”伝える”ということが大事なので、文章はスッキリさせたいですね!
Because the Samurai makes a huge effort, (理由)/ he(S)/reads(V)/the chart(O)/logically (方法).
その侍は多大な努力をしているので/彼は/読む/チャートを/論理的に
💡「時」・「場所」・「方法」・「理由」の順番
では最後に、副詞句4種てんこもり文の場合、その順番はどうなるのか例文で見てみましょう。
文末に副詞句が来る場合
The Samurai reads the chart by using TradingView in his room everyday because he likes predicting the future.
The Samurai(S)/reads(V)/the chart(O)/ by using TradingView(方法)/ in his room(場所)/everyday(昨日)/ because he likes predicting the future(理由).
その侍は/読む/チャートを/TradingViewを使って/彼の部屋で/毎日/彼は未来を予測するのが好きだから
predict:予測する
副詞句の順番は「方法→場所→時→理由」です。かなり長い文章になってしまってわかりづらいと思う方もいらっしゃると思いますが、こういう長い文章になった時こそ、ブロックで整理する読み方の効果が発揮されます。つまり、
The Samurai(S)/reads(V)/the chart(O).
その侍は/読む/チャートを
というSVOの文に「副詞句ブロック」が追加されて「方法→場所→時→理由」の順でそれぞれ説明してるんだな、と頭を整理して読めば難易度はグッと下がるはず。つまり、
SVOブロック
The Samurai(S)/reads(V)/the chart(O).
その侍は/読む/チャートを
副詞句ブロック
by using TradingView
TradingViewを使って(方法)
in his room
彼の部屋で(場所)
everyday
毎日(時)
because he likes predicting the future
彼は好きだから 予測するのが 未来を(理由)
という感じで、まず「侍さんがチャートを読む」という情報をキャッチし、次にそれが
「どうやって・どこで・いつ・なぜ」
行われたのか、が説明されてるんだなと頭を整理できれば、全ての単語が聞けなかったり読めなかったりしても、とりあえず
「侍さんがチャートを読む」
ということはキャッチしてるので、文の大筋は掴めるのです。
文頭の場合
文頭の時は、文末とは逆の順番になります。
Because the Samurai likes predicting the future, everyday, in his room, by using TradingView, he reads the chart.
Because the Samurai likes predicting the future,(理由)/everyday,(時) / in his room,(場所)/by using TradingView,(方法)/ he(S)/reads(V)/the chart(O).
その侍は未来を予測するのが好きなので、/ 毎日/ 彼の部屋で/TradingViewを使って/彼は/読む/チャートを
💨「理由→時→場所→方法」の順
実際にはこのように「副詞句4種盛り」を文頭に持ってくると、嫌がらせのように分かりづらくなってしまいます🚨
スッキリ、わかりやすく伝えるためには
Because the Samurai likes predicting the future,(理由)/everyday(時)/ he(S)/reads(V)/the chart(O)/in his room(場所)/ by using TradingView.(方法)
と言う感じで、副詞句を前後に分散してあげると良いと思います。
ポイントとしては1番伝えたい情報のブロックを前に持ってくると伝わりやすいですね👌 (この場合は「理由」と「時」を1番相手に伝えたい、ということがわかります。)
特に「理由」と「時」が重要視される場面が多いので、副詞句の4種を仮想通貨の時価総額順に例えると…
「理由」はBTC(横綱)
「時」はETH(大関)
「場所」はBNB(関取)
「方法」はXRP(小結)
という感じでしょうか。
※2021年4月20日(火)執筆時点の時価総額
参考:tokens.morningstar.co.jp
SVOC+副詞句(時 場所 方法 理由)でブロック整理
これまで見てきた例文の解説のように、本サイトでは
の記号を使って英文をブロックに分解して解説します。ブロックに分解する際、「スラッシュ=/」で英文をブロックごとに分けていきます。
Yesterday (場所), / at the cryptocurrency exchange (時), / I / bought / 30 ADA.
昨日/その仮想通貨取引所で/私は/買った/ 30エイダコインを
長い文章になればなるほど、「スラッシュ=/」と「SVOC 時 場所 方法 程度」の記号を使って英文を前から整理することで英文が読みやすくなります。
最初はとっつきにくいかもしれませんが、慣れていけば大丈夫です。頭の中が整理され、英語へのアレルギーが少しずつなくなっていきます。
『SVOC・時・場所・方法・程度』まとめ
要素名 |
文の中での役割 |
主語 (S) |
文の主人公 |
動詞 (V) |
文の主人公(主語)が 行う動作 一般動詞/be動詞 |
目的語 (O) |
動作の目的・対象となるもの |
補語 (C) |
主語(S)や目的語(O)と = の関係になる |
副詞句 |
「時・場所・方法・程度」の情報を追加 |
実践!SVOC+副詞句ブロックで整理
I make profits everyday .
<解説>
I(S)/make(V)/profits(O)/everyday (時).
私は/作る/利益を/毎日
文末の「everyday(毎日)」が『時』を説明しています。つまり、いつ「私は利益を出しているのか」について説明してくれています。
💡「時ブロック」が文頭
⑵ Everyday, I make profits.
毎日/私は/作る/利益を
Many people use crypto-currencies in this country.
<解説>
Many people(S)/use(V)/crypto-currencies(O)/in this country (場所).
多くの人が/使う/仮想通貨たちを/この国で
文末の「in this country(この世界)」が『場所』を説明しています。つまり、いったいどこで「多くの人が、仮想通貨を使っている」のかについて説明してくれてます。
💡「場所ブロック」が文頭
⑵ In this country, many people use crypto-currencies.
この国で/多くの人が/使う/仮想通貨たちを
I’m learning about crypto-currencies by using SNS.
<解説>
I(S)/‘m learning(V)/about crypto-currencies(O)/by using SNS(方法).
私は/学んでいる/仮想通貨たちについて/SNSを使って
文末の「by using SNS(SNSを使って)」が『方法』を説明しています。つまり、いったい『どうやって』私が仮想通貨について学んでいるのか、について説明してます。
💡「方法ブロック」が文頭
By using SNS, I’m learning about crypto-currencies.
SNSを使って、/私は/学んでいる/仮想通貨たちについて
We can use the wallet easily because it is simple.
<解説>
We(S)/can use(V)/the wallet(O)/easily (方法) / because it is simple(理由).
私たちは/使える/そのウオレットを/簡単に/それはシンプルだから
文末の「easily」が『方法』を、「because it is simple」が「理由」を説明しています。
💡「理由+方法」が文頭
Because it is simple,/ easily we can use the wallet.
シンプルなので/簡単に/私たちは/使えるそのウオレットを
※「easily」の後ろにカンマ(,)はなしでもOK。一呼吸おきたかったらカンマで間を取り、そのままさらっと続けて言う場合はカンマなし。
💡「理由」+SVOC+「方法」
Because it is simple,/ we can use the wallet/easily.
シンプルなので/私たちは/使えるそのウオレットを/簡単に
※こっちの方が自然です!
最後に、今回登場した仮想通貨単語をご紹介します👌
新しく登場した仮想通貨用語
ETH:イーサリアム
BTC(ビットコイン)の次に有名な仮想通貨。ビットコイン以外の仮想通貨を「アルトコイン」と呼ぶが、No1アルトコインの座はこのイーサリアムにある。
ADA:エイダコイン
「カルダノ(Cardano)」というブロックチェーンプラットフォームで使用可能な仮想通貨。「30億人の財布👛」を目標に技術開発を進める「カルダノ財団」によって運営されている。人気シューズメーカー「New Balance」や東京理科大学との提携などで、日本においても利用シーンの拡大に取り組んでいる。
cryptocurrency exchange:仮想通貨取引所
日本国内ではCoincheck・Bitflyerが有名だが、実質的な取引手数料である「スプレッド」が激高でなかなかトレードで利益を出しづらい。反面「大手」というブランドの名の下、セキュリティなどは安定してそう。
ただそれぞれ面白い特徴がある。
Bitflyer
yahooショッピングや楽天ショッピングなどと提携して、買い物額の0.6%がビットコインでもらえるセルフアフィリ的サービスがあるので使ってます。友達紹介キャンペーンを2021年2月からスタートしていて、このURLから登録すると1000円分のビットコインがもらえちゃう。
Coincheck
「Coincheckでんき」・「Coincheckガス」という電気・ガスのサービスを提供。管理人の住む場所では「Coincheckガス」は契約できない(首都圏のみ対応のようです)ので、2021年の3月から「Coincheckでんき」を試しに使っている。

契約してみてわかったが、電気の供給会社はCoincheckではなく、Coincheckと提携している「株式会社イーネットワークシステムズ」という会社だ、というところからまずややこしくて、
更にマイページサイト↓が見づらい(いくら分のBTCが電気代から還元されたか、がイーネットワークシステムズのマイページサイトからは見れない)という不満がある。
しかし電気代を払ってBTCを積み立てることができるというのは魅力。これについてはツイートや本ブログの「仮想通貨運用セクション」でレポ予定👌
管理人のおすすめ取引所
国内取引所の中では実質的な取引手数料である「スプレッド」がもっとも安いBitbank。
一番のおすすめは海外取引所のBinance !
お疲れ様でした!
今回の『SVOC+副詞句(時・場所・方法・程度)』は、ブロック英文法を理解するための根幹を成す項目です。
ここを理解することで、英語に触れる時に頭が非常に整理され、聞く時も話す時も書く時も読む時も英語が非常に使いやすくなります。何度も目を通して、理解を深めてください。
ブロック記号
「主語(S)・動詞(V)・目的語(O)・補語(C)」+「時・場所・方法・程度(副詞句)」
次回は「SVOCの文」に、「頻度」についての情報を付け足す学習をします。
4月30日金曜日の18:00に公開予定👌
少しずつ、積み重ねていきましょう!
前の記事
文末に副詞句が来る場合
I make you happy.
⇨I(S)/make(V)/you(O)/happy(C)
私は/する/あなたを/幸せに
I(S)/make(V)/you(O)/happy(C)/everyday (時).
私は/する/あなたを/幸せに/毎日
となります。
「everyday(毎日)」という“時“についての情報が加えられたことによって、私があなたをいつ幸せにするのか、がわかります。
このように、「時」・「場所」・「方法」・「理由」についての情報を加えるブロックを、「副詞句」と言います。それぞれ例文で確認していきましょう。
「時(いつ?)」を説明する
「時」を説明する語句は、必ず文末もしくは文頭にきます。
次の例文で、どの語句が「時」を説明しているかは一目瞭然ですね。
I watched the Ethereum chart yesterday.
この文を分解してみましょう。
I(S)/watched(V)/the Ethereum chart(O)/yesterday(時).
私は/みた/そのイーサリアムチャートを/昨日
文末の「yesterday(昨日)」 が『時』についての情報を加えるブロックになります。
つまり、いったいいつ「私がETHチャートを見た」のか、その「時」に関する説明をしてくれているのです。
このような『時』を説明するブロックは、文頭にもってくることができます。↓
Yesterday, I watched the Ethereum chart.
昨日/私は/みた/そのイーサリアムチャートを
文頭に「時ブロック」を持ってくるときは、「 , 」(=カンマ)を単語の後ろにつけるのがルールです。
そして繰り返しますが、「時ブロック」は、基本的に文末もしくは文頭にもってくるのが英語のルールです。SNSや会話の中では途中で使われることも多いんですけどね。
「時」を説明する語句は、基本的に文末もしくは文頭で使う。
「場所(どこで?)」を説明する
次の文を「SVOC」と、「場所」の情報を示すブロックに分解してみましょう。
Bitcoin is a new currency in this world.
分解すると、
Bitcoin(S)/is(V)/a new currency(C)/ in this world (場所).
ビットコイン/は/1つの新しい通貨だ/この世界で
となります。「in the world(この世界で)」というブロックが 「どこでビットコインが新しい通貨なのか」について、つまり、「場所」の情報を文に加えているんですね。
この文章は、
In this world, Bitcoin(S)/is(V)/a new currency(C)/ .
この世界で/ビットコイン/は/1つの新しい通貨だ
とも書き換えることができます。こちらも、文頭に持ってくるときは「 , 」(=カンマ)を単語の後ろにつけるのがルールです。
💡「場所」と「時」の順番について
『場所』と『時』が同時に出てきた場合、順番はどうなるのでしょう?新しい例文で確認しましょう。
❹ I /bought /30 ADA /at the cryptocurrency exchange (場所) /yesterday(時).
私は/買った/30エイダコインを/その仮想通貨取引所で/昨日
このように、文末に『場所』と『時』がくる場合、「場所→時」の順番になります。
では文頭の場合はどうなるのでしょう?答えはこちら↓
⑷ Yesterday (場所), at the cryptocurrency exchange(時), I bought 30 ADA.
昨日/その仮想通貨取引所で/私は/買った/30エイダコインを
文頭に『場所』と『時』がくる場合は、「時→場所」が基本です。覚え方としては、
と覚えておけば良いと思います。
「方法(どうやって?)」を説明する❶
〜前置詞を使う〜
では「時」・「場所」でやったのと同じように、次の文を「SVOC」と「方法」の情報を示すブロックに分解してみましょう。
I watched the Ethereum chart by using TradingView.
分解すると、
I(S)/watched(V)/the Ethereum chart(0)/by using TradingView(方法).
私は/みた/そのイーサリアムチャートを/TradingViewを使って
文末の「by using TradingView」 が『方法』、つまり、「どうやってETHのチャートを見たか、その方法」を説明しています。
ここでは、「by」という前置詞を使って方法についての説明を加えていますね。
この『方法』を表すブロックは、「時ブロック」や「場所ブロック」と同じように文頭にもってくることができます。
By using TradingView, I watched the Ethereum chart .
TradingViewを使って/私は/みた/そのイーサリアムチャートを
文頭に持ってくるときは、これまでと同じく「 , 」(=カンマ)を単語の後ろにつけるのがルールです。
「方法(どうやって?)」を説明する❷
〜副詞を使う〜
では次は、「副詞」を使って「方法」説明します。
The Samurai reads the chart logically.
この文を分解すると、
The Samurai(S)/reads(V)/the chart(O)/logically(方法).
その侍は/読む/チャートを/論理的に
文末の「logically」 が、侍さんがチャートをどう読むのか、その方法を説明しています。
方法ブロックも、「時」や「場所」と同じように文頭に持っこれます。
Logically,/the Samurai/reads/the chart/.
論理的に/その侍は/読む/チャートを
これは会話であまり使わないですが、ニュースなどちょっと固い場面でよく使われます。
※完全に主観ですが、こういう言い方をするとちょっと長老っぽくなるというかなんというか…Star warsのヨーダがよく使います。あとは詩や歌詞とかでよく使われます。強調したい時に使うんですね。
文頭に持ってくるときは、これまでと同じく「 , 」(=カンマ)を単語の後ろにつけるのがルールです。
「理由(なぜ?)」を説明する
ここまでくれば、もう何を説明するか大体お察しだと思いますが、お付き合いください🙏
次の例文を、SVOC+「理由ブロック」で整理してみましょう👌
I am interested in the blockchain industry because it is very innovative.
この文を分解すると、
I (S)/am interested(V)/in the blockchain industry(O)/because it is very innovative(理由).
私は/興味を持つ/ブロックチェーン業界に/なぜならそれは非常に革新的だから
文末の「because they are very innovative」 が『理由』、つまり、「なぜ私は仮想通貨に興味があるのか」を説明しています。
この『理由ブロック』も文頭にもってくることができます。
Because it is very innovative, I am interested in the blockchain industry.
非常に革新的なので/私は/興味を持つ/ブロックチェーン業界に
これも「 , 」(=カンマ)を単語の後ろにつけるのがルールです。
「方法」と「理由」の順番について
「方法ブロック」と「理由ブロック」の順番についても、解説します。
💡文末:「方法→理由」の順番
The Samurai reads the chart logically because he makes a huge effort.
make a huge effort:多大な努力をする
The Samurai(S)/(V)/the chart(O)/logically (方法)/ because he makes a huge effort (理由).
その侍は/読む/チャートを/論理的に/彼は多大な努力をしているから
💡文頭の場合:「理由→方法」
Because the Samurai makes a huge effort, logically he reads the chart.
Because the Samurai makes a huge effort, (方法)/ logically (程度)/ he(S)/reads(V)/the chart(O).
彼は多大な努力をしているので/論理的に/彼は/読む/チャートを
※この場合、「logically」の後ろに「 , 」(カンマ)はあってもなくてもOK。一呼吸おきたかったらカンマで間を取り、そのままさらっと続けて言う場合はカンマなし。
例えば管理人が仮想通貨のトレードをする時に、ツイッターでとても参考にさせてもらっている侍さんがいて(この英文法ブログもその侍さんとのやりとりの中から生まれました)、ツイッター上でその侍さんを外人に紹介しようと、
「やあみんな!俺たちの侍は壮大な努力をしてて、チャートをめちゃくちゃ論理的に読むんだぜ!」
と発信する場合は、
Hey guys!!
Because our SAMURAI makes a huuuuuge effort, sooooo logically, he reads the chart !!!
huuuuuge=hugeの造語:めちゃくちゃ大きいという意味
sooooo=soの造語:めちゃくちゃロジカルだということ
という感じで、logicallyの後の「,」(カンマ)だけでなく、「huuuuge(ひゅーーーーーーじ)」や「soooo(そおおおおおう)」という造語も入れて、ちょっとだけ大げさに紹介します👌
普段の場面では、このように文頭に「方法」と「理由」を両方もってくることは少ないように感じます。管理人の主観ですが、「理由」が文頭、「方法」が文末、にしたほうがスッキリした文になります。”伝える”ということが大事なので、文章はスッキリさせたいですね!
Because the Samurai makes a huge effort, (理由)/ he(S)/reads(V)/the chart(O)/logically (方法).
その侍は多大な努力をしているので/彼は/読む/チャートを/論理的に
💡「時」・「場所」・「方法」・「理由」の順番
では最後に、副詞句4種てんこもり文の場合、その順番はどうなるのか例文で見てみましょう。
文末に副詞句が来る場合
The Samurai reads the chart by using TradingView in his room everyday because he likes predicting the future.
The Samurai(S)/reads(V)/the chart(O)/ by using TradingView(方法)/ in his room(場所)/everyday(昨日)/ because he likes predicting the future(理由).
その侍は/読む/チャートを/TradingViewを使って/彼の部屋で/毎日/彼は未来を予測するのが好きだから
predict:予測する
副詞句の順番は「方法→場所→時→理由」です。かなり長い文章になってしまってわかりづらいと思う方もいらっしゃると思いますが、こういう長い文章になった時こそ、ブロックで整理する読み方の効果が発揮されます。つまり、
The Samurai(S)/reads(V)/the chart(O).
その侍は/読む/チャートを
というSVOの文に「副詞句ブロック」が追加されて「方法→場所→時→理由」の順でそれぞれ説明してるんだな、と頭を整理して読めば難易度はグッと下がるはず。つまり、
SVOブロック
The Samurai(S)/reads(V)/the chart(O).
その侍は/読む/チャートを
副詞句ブロック
by using TradingView
TradingViewを使って(方法)
in his room
彼の部屋で(場所)
everyday
毎日(時)
because he likes predicting the future
彼は好きだから 予測するのが 未来を(理由)
という感じで、まず「侍さんがチャートを読む」という情報をキャッチし、次にそれが
「どうやって・どこで・いつ・なぜ」
行われたのか、が説明されてるんだなと頭を整理できれば、全ての単語が聞けなかったり読めなかったりしても、とりあえず
「侍さんがチャートを読む」
ということはキャッチしてるので、文の大筋は掴めるのです。
文頭の場合
文頭の時は、文末とは逆の順番になります。
Because the Samurai likes predicting the future, everyday, in his room, by using TradingView, he reads the chart.
Because the Samurai likes predicting the future,(理由)/everyday,(時) / in his room,(場所)/by using TradingView,(方法)/ he(S)/reads(V)/the chart(O).
その侍は未来を予測するのが好きなので、/ 毎日/ 彼の部屋で/TradingViewを使って/彼は/読む/チャートを
💨「理由→時→場所→方法」の順
実際にはこのように「副詞句4種盛り」を文頭に持ってくると、嫌がらせのように分かりづらくなってしまいます🚨
スッキリ、わかりやすく伝えるためには
Because the Samurai likes predicting the future,(理由)/everyday(時)/ he(S)/reads(V)/the chart(O)/in his room(場所)/ by using TradingView.(方法)
と言う感じで、副詞句を前後に分散してあげると良いと思います。
ポイントとしては1番伝えたい情報のブロックを前に持ってくると伝わりやすいですね👌 (この場合は「理由」と「時」を1番相手に伝えたい、ということがわかります。)
特に「理由」と「時」が重要視される場面が多いので、副詞句の4種を仮想通貨の時価総額順に例えると…
「理由」はBTC(横綱)
「時」はETH(大関)
「場所」はBNB(関取)
「方法」はXRP(小結)
という感じでしょうか。
※2021年4月20日(火)執筆時点の時価総額
参考:tokens.morningstar.co.jp
SVOC+副詞句(時 場所 方法 理由)でブロック整理
これまで見てきた例文の解説のように、本サイトでは
の記号を使って英文をブロックに分解して解説します。ブロックに分解する際、「スラッシュ=/」で英文をブロックごとに分けていきます。
Yesterday (場所), / at the cryptocurrency exchange (時), / I / bought / 30 ADA.
昨日/その仮想通貨取引所で/私は/買った/ 30エイダコインを
長い文章になればなるほど、「スラッシュ=/」と「SVOC 時 場所 方法 程度」の記号を使って英文を前から整理することで英文が読みやすくなります。
最初はとっつきにくいかもしれませんが、慣れていけば大丈夫です。頭の中が整理され、英語へのアレルギーが少しずつなくなっていきます。
『SVOC・時・場所・方法・程度』まとめ
要素名 |
文の中での役割 |
主語 (S) |
文の主人公 |
動詞 (V) |
文の主人公(主語)が 行う動作 一般動詞/be動詞 |
目的語 (O) |
動作の目的・対象となるもの |
補語 (C) |
主語(S)や目的語(O)と = の関係になる |
副詞句 |
「時・場所・方法・程度」の情報を追加 |
実践!SVOC+副詞句ブロックで整理
I make profits everyday .
<解説>
I(S)/make(V)/profits(O)/everyday (時).
私は/作る/利益を/毎日
文末の「everyday(毎日)」が『時』を説明しています。つまり、いつ「私は利益を出しているのか」について説明してくれています。
💡「時ブロック」が文頭
⑵ Everyday, I make profits.
毎日/私は/作る/利益を
Many people use crypto-currencies in this country.
<解説>
Many people(S)/use(V)/crypto-currencies(O)/in this country (場所).
多くの人が/使う/仮想通貨たちを/この国で
文末の「in this country(この世界)」が『場所』を説明しています。つまり、いったいどこで「多くの人が、仮想通貨を使っている」のかについて説明してくれてます。
💡「場所ブロック」が文頭
⑵ In this country, many people use crypto-currencies.
この国で/多くの人が/使う/仮想通貨たちを
I’m learning about crypto-currencies by using SNS.
<解説>
I(S)/‘m learning(V)/about crypto-currencies(O)/by using SNS(方法).
私は/学んでいる/仮想通貨たちについて/SNSを使って
文末の「by using SNS(SNSを使って)」が『方法』を説明しています。つまり、いったい『どうやって』私が仮想通貨について学んでいるのか、について説明してます。
💡「方法ブロック」が文頭
By using SNS, I’m learning about crypto-currencies.
SNSを使って、/私は/学んでいる/仮想通貨たちについて
We can use the wallet easily because it is simple.
<解説>
We(S)/can use(V)/the wallet(O)/easily (方法) / because it is simple(理由).
私たちは/使える/そのウオレットを/簡単に/それはシンプルだから
文末の「easily」が『方法』を、「because it is simple」が「理由」を説明しています。
💡「理由+方法」が文頭
Because it is simple,/ easily we can use the wallet.
シンプルなので/簡単に/私たちは/使えるそのウオレットを
※「easily」の後ろにカンマ(,)はなしでもOK。一呼吸おきたかったらカンマで間を取り、そのままさらっと続けて言う場合はカンマなし。
💡「理由」+SVOC+「方法」
Because it is simple,/ we can use the wallet/easily.
シンプルなので/私たちは/使えるそのウオレットを/簡単に
※こっちの方が自然です!
最後に、今回登場した仮想通貨単語をご紹介します👌
新しく登場した仮想通貨用語
ETH:イーサリアム
BTC(ビットコイン)の次に有名な仮想通貨。ビットコイン以外の仮想通貨を「アルトコイン」と呼ぶが、No1アルトコインの座はこのイーサリアムにある。
ADA:エイダコイン
「カルダノ(Cardano)」というブロックチェーンプラットフォームで使用可能な仮想通貨。「30億人の財布👛」を目標に技術開発を進める「カルダノ財団」によって運営されている。人気シューズメーカー「New Balance」や東京理科大学との提携などで、日本においても利用シーンの拡大に取り組んでいる。
cryptocurrency exchange:仮想通貨取引所
日本国内ではCoincheck・Bitflyerが有名だが、実質的な取引手数料である「スプレッド」が激高でなかなかトレードで利益を出しづらい。反面「大手」というブランドの名の下、セキュリティなどは安定してそう。
ただそれぞれ面白い特徴がある。
Bitflyer
yahooショッピングや楽天ショッピングなどと提携して、買い物額の0.6%がビットコインでもらえるセルフアフィリ的サービスがあるので使ってます。友達紹介キャンペーンを2021年2月からスタートしていて、このURLから登録すると1000円分のビットコインがもらえちゃう。
Coincheck
「Coincheckでんき」・「Coincheckガス」という電気・ガスのサービスを提供。管理人の住む場所では「Coincheckガス」は契約できない(首都圏のみ対応のようです)ので、2021年の3月から「Coincheckでんき」を試しに使っている。

契約してみてわかったが、電気の供給会社はCoincheckではなく、Coincheckと提携している「株式会社イーネットワークシステムズ」という会社だ、というところからまずややこしくて、
更にマイページサイト↓が見づらい(いくら分のBTCが電気代から還元されたか、がイーネットワークシステムズのマイページサイトからは見れない)という不満がある。
しかし電気代を払ってBTCを積み立てることができるというのは魅力。これについてはツイートや本ブログの「仮想通貨運用セクション」でレポ予定👌
管理人のおすすめ取引所
国内取引所の中では実質的な取引手数料である「スプレッド」がもっとも安いBitbank。
一番のおすすめは海外取引所のBinance !
お疲れ様でした!
今回の『SVOC+副詞句(時・場所・方法・程度)』は、ブロック英文法を理解するための根幹を成す項目です。
ここを理解することで、英語に触れる時に頭が非常に整理され、聞く時も話す時も書く時も読む時も英語が非常に使いやすくなります。何度も目を通して、理解を深めてください。
ブロック記号
「主語(S)・動詞(V)・目的語(O)・補語(C)」+「時・場所・方法・程度(副詞句)」
次回は「SVOCの文」に、「頻度」についての情報を付け足す学習をします。
4月30日金曜日の18:00に公開予定👌
少しずつ、積み重ねていきましょう!
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文末に副詞句が来る場合
I make you happy.
⇨I(S)/make(V)/you(O)/happy(C)
私は/する/あなたを/幸せに
今回は、このような「SVOC」の文に、より詳しい情報を付け加える用法について学びます。”より詳しい情報“というのは、タイトルにもある
時:いつなのか
場所:どこでなのか
方法:どうやって・どのようにするのか
理由:なぜなのか
についての情報です。これらの情報をSVOCの文に加えるブロックのことを「副詞句」といいます。
例えば、「時(いつ?)」についての情報を、冒頭の
「I make you happy.」
に加えると、
I make you happy everyday.
I(S)/make(V)/you(O)/happy(C)/everyday (時).
私は/する/あなたを/幸せに/毎日
となります。
「everyday(毎日)」という“時“についての情報が加えられたことによって、私があなたをいつ幸せにするのか、がわかります。
このように、「時」・「場所」・「方法」・「理由」についての情報を加えるブロックを、「副詞句」と言います。それぞれ例文で確認していきましょう。
「時(いつ?)」を説明する
「時」を説明する語句は、必ず文末もしくは文頭にきます。
次の例文で、どの語句が「時」を説明しているかは一目瞭然ですね。
I watched the Ethereum chart yesterday.
この文を分解してみましょう。
I(S)/watched(V)/the Ethereum chart(O)/yesterday(時).
私は/みた/そのイーサリアムチャートを/昨日
文末の「yesterday(昨日)」 が『時』についての情報を加えるブロックになります。
つまり、いったいいつ「私がETHチャートを見た」のか、その「時」に関する説明をしてくれているのです。
このような『時』を説明するブロックは、文頭にもってくることができます。↓
Yesterday, I watched the Ethereum chart.
昨日/私は/みた/そのイーサリアムチャートを
文頭に「時ブロック」を持ってくるときは、「 , 」(=カンマ)を単語の後ろにつけるのがルールです。
そして繰り返しますが、「時ブロック」は、基本的に文末もしくは文頭にもってくるのが英語のルールです。SNSや会話の中では途中で使われることも多いんですけどね。
「時」を説明する語句は、基本的に文末もしくは文頭で使う。
「場所(どこで?)」を説明する
次の文を「SVOC」と、「場所」の情報を示すブロックに分解してみましょう。
Bitcoin is a new currency in this world.
分解すると、
Bitcoin(S)/is(V)/a new currency(C)/ in this world (場所).
ビットコイン/は/1つの新しい通貨だ/この世界で
となります。「in the world(この世界で)」というブロックが 「どこでビットコインが新しい通貨なのか」について、つまり、「場所」の情報を文に加えているんですね。
この文章は、
In this world, Bitcoin(S)/is(V)/a new currency(C)/ .
この世界で/ビットコイン/は/1つの新しい通貨だ
とも書き換えることができます。こちらも、文頭に持ってくるときは「 , 」(=カンマ)を単語の後ろにつけるのがルールです。
💡「場所」と「時」の順番について
『場所』と『時』が同時に出てきた場合、順番はどうなるのでしょう?新しい例文で確認しましょう。
❹ I /bought /30 ADA /at the cryptocurrency exchange (場所) /yesterday(時).
私は/買った/30エイダコインを/その仮想通貨取引所で/昨日
このように、文末に『場所』と『時』がくる場合、「場所→時」の順番になります。
では文頭の場合はどうなるのでしょう?答えはこちら↓
⑷ Yesterday (場所), at the cryptocurrency exchange(時), I bought 30 ADA.
昨日/その仮想通貨取引所で/私は/買った/30エイダコインを
文頭に『場所』と『時』がくる場合は、「時→場所」が基本です。覚え方としては、
と覚えておけば良いと思います。
「方法(どうやって?)」を説明する❶
〜前置詞を使う〜
では「時」・「場所」でやったのと同じように、次の文を「SVOC」と「方法」の情報を示すブロックに分解してみましょう。
I watched the Ethereum chart by using TradingView.
分解すると、
I(S)/watched(V)/the Ethereum chart(0)/by using TradingView(方法).
私は/みた/そのイーサリアムチャートを/TradingViewを使って
文末の「by using TradingView」 が『方法』、つまり、「どうやってETHのチャートを見たか、その方法」を説明しています。
ここでは、「by」という前置詞を使って方法についての説明を加えていますね。
この『方法』を表すブロックは、「時ブロック」や「場所ブロック」と同じように文頭にもってくることができます。
By using TradingView, I watched the Ethereum chart .
TradingViewを使って/私は/みた/そのイーサリアムチャートを
文頭に持ってくるときは、これまでと同じく「 , 」(=カンマ)を単語の後ろにつけるのがルールです。
「方法(どうやって?)」を説明する❷
〜副詞を使う〜
では次は、「副詞」を使って「方法」説明します。
The Samurai reads the chart logically.
この文を分解すると、
The Samurai(S)/reads(V)/the chart(O)/logically(方法).
その侍は/読む/チャートを/論理的に
文末の「logically」 が、侍さんがチャートをどう読むのか、その方法を説明しています。
方法ブロックも、「時」や「場所」と同じように文頭に持っこれます。
Logically,/the Samurai/reads/the chart/.
論理的に/その侍は/読む/チャートを
これは会話であまり使わないですが、ニュースなどちょっと固い場面でよく使われます。
※完全に主観ですが、こういう言い方をするとちょっと長老っぽくなるというかなんというか…Star warsのヨーダがよく使います。あとは詩や歌詞とかでよく使われます。強調したい時に使うんですね。
文頭に持ってくるときは、これまでと同じく「 , 」(=カンマ)を単語の後ろにつけるのがルールです。
「理由(なぜ?)」を説明する
ここまでくれば、もう何を説明するか大体お察しだと思いますが、お付き合いください🙏
次の例文を、SVOC+「理由ブロック」で整理してみましょう👌
I am interested in the blockchain industry because it is very innovative.
この文を分解すると、
I (S)/am interested(V)/in the blockchain industry(O)/because it is very innovative(理由).
私は/興味を持つ/ブロックチェーン業界に/なぜならそれは非常に革新的だから
文末の「because they are very innovative」 が『理由』、つまり、「なぜ私は仮想通貨に興味があるのか」を説明しています。
この『理由ブロック』も文頭にもってくることができます。
Because it is very innovative, I am interested in the blockchain industry.
非常に革新的なので/私は/興味を持つ/ブロックチェーン業界に
これも「 , 」(=カンマ)を単語の後ろにつけるのがルールです。
「方法」と「理由」の順番について
「方法ブロック」と「理由ブロック」の順番についても、解説します。
💡文末:「方法→理由」の順番
The Samurai reads the chart logically because he makes a huge effort.
make a huge effort:多大な努力をする
The Samurai(S)/(V)/the chart(O)/logically (方法)/ because he makes a huge effort (理由).
その侍は/読む/チャートを/論理的に/彼は多大な努力をしているから
💡文頭の場合:「理由→方法」
Because the Samurai makes a huge effort, logically he reads the chart.
Because the Samurai makes a huge effort, (方法)/ logically (程度)/ he(S)/reads(V)/the chart(O).
彼は多大な努力をしているので/論理的に/彼は/読む/チャートを
※この場合、「logically」の後ろに「 , 」(カンマ)はあってもなくてもOK。一呼吸おきたかったらカンマで間を取り、そのままさらっと続けて言う場合はカンマなし。
例えば管理人が仮想通貨のトレードをする時に、ツイッターでとても参考にさせてもらっている侍さんがいて(この英文法ブログもその侍さんとのやりとりの中から生まれました)、ツイッター上でその侍さんを外人に紹介しようと、
「やあみんな!俺たちの侍は壮大な努力をしてて、チャートをめちゃくちゃ論理的に読むんだぜ!」
と発信する場合は、
Hey guys!!
Because our SAMURAI makes a huuuuuge effort, sooooo logically, he reads the chart !!!
huuuuuge=hugeの造語:めちゃくちゃ大きいという意味
sooooo=soの造語:めちゃくちゃロジカルだということ
という感じで、logicallyの後の「,」(カンマ)だけでなく、「huuuuge(ひゅーーーーーーじ)」や「soooo(そおおおおおう)」という造語も入れて、ちょっとだけ大げさに紹介します👌
普段の場面では、このように文頭に「方法」と「理由」を両方もってくることは少ないように感じます。管理人の主観ですが、「理由」が文頭、「方法」が文末、にしたほうがスッキリした文になります。”伝える”ということが大事なので、文章はスッキリさせたいですね!
Because the Samurai makes a huge effort, (理由)/ he(S)/reads(V)/the chart(O)/logically (方法).
その侍は多大な努力をしているので/彼は/読む/チャートを/論理的に
💡「時」・「場所」・「方法」・「理由」の順番
では最後に、副詞句4種てんこもり文の場合、その順番はどうなるのか例文で見てみましょう。
文末に副詞句が来る場合
The Samurai reads the chart by using TradingView in his room everyday because he likes predicting the future.
The Samurai(S)/reads(V)/the chart(O)/ by using TradingView(方法)/ in his room(場所)/everyday(昨日)/ because he likes predicting the future(理由).
その侍は/読む/チャートを/TradingViewを使って/彼の部屋で/毎日/彼は未来を予測するのが好きだから
predict:予測する
副詞句の順番は「方法→場所→時→理由」です。かなり長い文章になってしまってわかりづらいと思う方もいらっしゃると思いますが、こういう長い文章になった時こそ、ブロックで整理する読み方の効果が発揮されます。つまり、
The Samurai(S)/reads(V)/the chart(O).
その侍は/読む/チャートを
というSVOの文に「副詞句ブロック」が追加されて「方法→場所→時→理由」の順でそれぞれ説明してるんだな、と頭を整理して読めば難易度はグッと下がるはず。つまり、
SVOブロック
The Samurai(S)/reads(V)/the chart(O).
その侍は/読む/チャートを
副詞句ブロック
by using TradingView
TradingViewを使って(方法)
in his room
彼の部屋で(場所)
everyday
毎日(時)
because he likes predicting the future
彼は好きだから 予測するのが 未来を(理由)
という感じで、まず「侍さんがチャートを読む」という情報をキャッチし、次にそれが
「どうやって・どこで・いつ・なぜ」
行われたのか、が説明されてるんだなと頭を整理できれば、全ての単語が聞けなかったり読めなかったりしても、とりあえず
「侍さんがチャートを読む」
ということはキャッチしてるので、文の大筋は掴めるのです。
文頭の場合
文頭の時は、文末とは逆の順番になります。
Because the Samurai likes predicting the future, everyday, in his room, by using TradingView, he reads the chart.
Because the Samurai likes predicting the future,(理由)/everyday,(時) / in his room,(場所)/by using TradingView,(方法)/ he(S)/reads(V)/the chart(O).
その侍は未来を予測するのが好きなので、/ 毎日/ 彼の部屋で/TradingViewを使って/彼は/読む/チャートを
💨「理由→時→場所→方法」の順
実際にはこのように「副詞句4種盛り」を文頭に持ってくると、嫌がらせのように分かりづらくなってしまいます🚨
スッキリ、わかりやすく伝えるためには
Because the Samurai likes predicting the future,(理由)/everyday(時)/ he(S)/reads(V)/the chart(O)/in his room(場所)/ by using TradingView.(方法)
と言う感じで、副詞句を前後に分散してあげると良いと思います。
ポイントとしては1番伝えたい情報のブロックを前に持ってくると伝わりやすいですね👌 (この場合は「理由」と「時」を1番相手に伝えたい、ということがわかります。)
特に「理由」と「時」が重要視される場面が多いので、副詞句の4種を仮想通貨の時価総額順に例えると…
「理由」はBTC(横綱)
「時」はETH(大関)
「場所」はBNB(関取)
「方法」はXRP(小結)
という感じでしょうか。
※2021年4月20日(火)執筆時点の時価総額
参考:tokens.morningstar.co.jp
SVOC+副詞句(時 場所 方法 理由)でブロック整理
これまで見てきた例文の解説のように、本サイトでは
の記号を使って英文をブロックに分解して解説します。ブロックに分解する際、「スラッシュ=/」で英文をブロックごとに分けていきます。
Yesterday (場所), / at the cryptocurrency exchange (時), / I / bought / 30 ADA.
昨日/その仮想通貨取引所で/私は/買った/ 30エイダコインを
長い文章になればなるほど、「スラッシュ=/」と「SVOC 時 場所 方法 程度」の記号を使って英文を前から整理することで英文が読みやすくなります。
最初はとっつきにくいかもしれませんが、慣れていけば大丈夫です。頭の中が整理され、英語へのアレルギーが少しずつなくなっていきます。
『SVOC・時・場所・方法・程度』まとめ
要素名 |
文の中での役割 |
主語 (S) |
文の主人公 |
動詞 (V) |
文の主人公(主語)が 行う動作 一般動詞/be動詞 |
目的語 (O) |
動作の目的・対象となるもの |
補語 (C) |
主語(S)や目的語(O)と = の関係になる |
副詞句 |
「時・場所・方法・程度」の情報を追加 |
実践!SVOC+副詞句ブロックで整理
I make profits everyday .
<解説>
I(S)/make(V)/profits(O)/everyday (時).
私は/作る/利益を/毎日
文末の「everyday(毎日)」が『時』を説明しています。つまり、いつ「私は利益を出しているのか」について説明してくれています。
💡「時ブロック」が文頭
⑵ Everyday, I make profits.
毎日/私は/作る/利益を
Many people use crypto-currencies in this country.
<解説>
Many people(S)/use(V)/crypto-currencies(O)/in this country (場所).
多くの人が/使う/仮想通貨たちを/この国で
文末の「in this country(この世界)」が『場所』を説明しています。つまり、いったいどこで「多くの人が、仮想通貨を使っている」のかについて説明してくれてます。
💡「場所ブロック」が文頭
⑵ In this country, many people use crypto-currencies.
この国で/多くの人が/使う/仮想通貨たちを
I’m learning about crypto-currencies by using SNS.
<解説>
I(S)/‘m learning(V)/about crypto-currencies(O)/by using SNS(方法).
私は/学んでいる/仮想通貨たちについて/SNSを使って
文末の「by using SNS(SNSを使って)」が『方法』を説明しています。つまり、いったい『どうやって』私が仮想通貨について学んでいるのか、について説明してます。
💡「方法ブロック」が文頭
By using SNS, I’m learning about crypto-currencies.
SNSを使って、/私は/学んでいる/仮想通貨たちについて
We can use the wallet easily because it is simple.
<解説>
We(S)/can use(V)/the wallet(O)/easily (方法) / because it is simple(理由).
私たちは/使える/そのウオレットを/簡単に/それはシンプルだから
文末の「easily」が『方法』を、「because it is simple」が「理由」を説明しています。
💡「理由+方法」が文頭
Because it is simple,/ easily we can use the wallet.
シンプルなので/簡単に/私たちは/使えるそのウオレットを
※「easily」の後ろにカンマ(,)はなしでもOK。一呼吸おきたかったらカンマで間を取り、そのままさらっと続けて言う場合はカンマなし。
💡「理由」+SVOC+「方法」
Because it is simple,/ we can use the wallet/easily.
シンプルなので/私たちは/使えるそのウオレットを/簡単に
※こっちの方が自然です!
最後に、今回登場した仮想通貨単語をご紹介します👌
新しく登場した仮想通貨用語
ETH:イーサリアム
BTC(ビットコイン)の次に有名な仮想通貨。ビットコイン以外の仮想通貨を「アルトコイン」と呼ぶが、No1アルトコインの座はこのイーサリアムにある。
ADA:エイダコイン
「カルダノ(Cardano)」というブロックチェーンプラットフォームで使用可能な仮想通貨。「30億人の財布👛」を目標に技術開発を進める「カルダノ財団」によって運営されている。人気シューズメーカー「New Balance」や東京理科大学との提携などで、日本においても利用シーンの拡大に取り組んでいる。
cryptocurrency exchange:仮想通貨取引所
日本国内ではCoincheck・Bitflyerが有名だが、実質的な取引手数料である「スプレッド」が激高でなかなかトレードで利益を出しづらい。反面「大手」というブランドの名の下、セキュリティなどは安定してそう。
ただそれぞれ面白い特徴がある。
Bitflyer
yahooショッピングや楽天ショッピングなどと提携して、買い物額の0.6%がビットコインでもらえるセルフアフィリ的サービスがあるので使ってます。友達紹介キャンペーンを2021年2月からスタートしていて、このURLから登録すると1000円分のビットコインがもらえちゃう。
Coincheck
「Coincheckでんき」・「Coincheckガス」という電気・ガスのサービスを提供。管理人の住む場所では「Coincheckガス」は契約できない(首都圏のみ対応のようです)ので、2021年の3月から「Coincheckでんき」を試しに使っている。

契約してみてわかったが、電気の供給会社はCoincheckではなく、Coincheckと提携している「株式会社イーネットワークシステムズ」という会社だ、というところからまずややこしくて、
更にマイページサイト↓が見づらい(いくら分のBTCが電気代から還元されたか、がイーネットワークシステムズのマイページサイトからは見れない)という不満がある。
しかし電気代を払ってBTCを積み立てることができるというのは魅力。これについてはツイートや本ブログの「仮想通貨運用セクション」でレポ予定👌
管理人のおすすめ取引所
国内取引所の中では実質的な取引手数料である「スプレッド」がもっとも安いBitbank。
一番のおすすめは海外取引所のBinance !
お疲れ様でした!
今回の『SVOC+副詞句(時・場所・方法・程度)』は、ブロック英文法を理解するための根幹を成す項目です。
ここを理解することで、英語に触れる時に頭が非常に整理され、聞く時も話す時も書く時も読む時も英語が非常に使いやすくなります。何度も目を通して、理解を深めてください。
ブロック記号
「主語(S)・動詞(V)・目的語(O)・補語(C)」+「時・場所・方法・程度(副詞句)」
次回は「SVOCの文」に、「頻度」についての情報を付け足す学習をします。
4月30日金曜日の18:00に公開予定👌
少しずつ、積み重ねていきましょう!
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文末に副詞句が来る場合
I make you happy.
⇨I(S)/make(V)/you(O)/happy(C)
私は/する/あなたを/幸せに