英文法

⑨「whose/of which」と「with」

📙名詞⬅︎<whose〜>

  • 所有格の関係代名詞 について
  • 名詞⬅︎<whose~>:his/her/their/itsの代わり
  • 名詞⬅︎<of which~>=its
  • 名詞⬅︎<名詞 of which~>=its
  • 名詞⬅︎<with~>
    💡話し言葉では「whose」や「前置詞 with」 を使う
ひるべる

今回は関係代名詞の所有格whose/of which」で名詞後ろから説明する用法について説明します👌

しなもん

しょゆうかくの関係代名詞…?

ひるべる

これまでの名詞後ろから説明する用法構造は同じで、名詞⬅︎<説明>という形。所有格という文法用語についての理解ができれば、なお良いので解説していきます👌

his/her/their/its の代わりとなる「whose

所有格の関係代名詞

まずは所有格という用語の意味を説明します。
彼のツイート」と英語で言う場合

his tweet

となります。この、「his(彼の)」を、「所有格」と言います。実は関係代名詞にも「whose」という所有格があります。さっそく、例文で、使用方法を確認していきましょう。

ex1 私は侍をフォローしている。彼のツイートは非常に有益だ

この日本語を2つの英文で表現すると、

I’m following the Samurai.
His tweet is very profitable.

となり、「His」は「the Samurai」のことを指しています。この2つの文を1つにするときに使うのが、「whose」です。

I’m following the Samurai whose tweet is very profitable.

SVO
I‘m followingthe Samurai
<whose tweet/is/very profitable>.
私はフォローしてるその侍を
<=彼のツイート/は/非常に有益だ>
私はその侍をフォローしている<彼のツイートは非常に有益だ>。

このように、whoseは「所有格」として(ここでは「his」)の働きを持ちつつ、名詞後ろから説明することができます。基本的に、whoseは「his(彼の)」「her(彼女の)」「their(彼らの)」の代わりに使われます。それぞれ例文を載せておくので、確認してください。

ex2.美しい黒髪の女性は私に微笑んだ

The woman whose hair is beautiful black gave me a smile.

SVO1 O2
The woman
<whose hair is beautiful black>.
gave mea smile
その女性
<=彼女の髪は美しい黒>
くれた私に1つの微笑みを
女性<彼女の髪は美しい黒>は私に微笑んだ。

ex3.BTC価格の暴落により、資産を減らした人々を見た

We saw some people whose asset decreased because of the crashed BTC price.

SVO
Wesawsome people<whose asset /decreased/because of the crashed BTC price>.
私たちは見た何人かの人々を
<=彼らの資産は/減った/BTC価格の暴落が原因で>
私たちは見た/人々を<彼らの資産はBTC暴落により減った>。

モノ」の所有格は「of which」??

日本の学校では、

」を説明して、その所有を表現したい場合は「whose」使い、人以外の「モノ」などの場合は「of which」を使う

と習います。例えば「テスラ車の性能」は英語で

Tesla car’s performance

と言います。

ex4 私はテスラ車を検討している。テスラ車の性能は中国で批判されている。

この日本語を英語にすると、

I’m considering purchasing a Tesla car.
Its performance is criticized in China.

となります。この2文をくっつけると、

I’m considering purchasing a Tesla car of which performance is criticized in China.

SVO
I‘m consideringpurchasing/a Tesla car
<of which performance is criticized in China>.
私は検討している購入することを/1台のテスラ車を<=その性能は非難されている/中国で>
私は検討している/テスラ車を購入することを<その性能は中国で非難されている>。

となります。

whoseは「モノ」の説明でも使える!

日本の学校で習うことが正しければ、この英文を

I’m considering purchasing a Tesla car whose performance is criticized in China.

としてしまうとダメだと言うことになりますが、実はこっちの方が話し言葉では自然で、ネイティブはかなり日常的に使っています。多くのネイティブにとっては、「of which」は結構硬いニュアンスがあり、普段使いには「whose」の方が使いやすいんです。

名詞⬅︎<名詞 of which〜>の形

さきほどのテスラ車の例文は「of which」を使って実はこんな風にも書き換えられますが、これは非常に硬い表現になります。

I’m considering purchasing a Tesla car the performance of which is criticized in China.

SVO
I‘m consideringpurchasing/a Tesla car
<the performance of which is criticized in China>.
私は検討している購入することを/1台のテスラ車を<=その性能は非難されている/中国で>
私は検討している/テスラ車を購入することを<その性能は中国で非難されている>。

最初の「of which」の文と比較すると、「performance(性能)」の位置が変わっています。

💡<of which>と<名詞 of which>の比較

I’m considering purchasing a Tesla car <of which performance is criticized in China>.
I’m considering purchasing a Tesla car <the performance of which is criticized in China>.

下の<the performance of which>の文の方がかなり硬い文になり、話し言葉ではほぼ登場しません。

もう一度テスラ車の例文を並べますが、上から順にニュアンスが硬くなっていくイメージです。

💡<whose>/<of which>/<名詞 of which>

話し言葉I’m considering purchasing
a Tesla car
whose
performance is criticized in China.
of which
performance is criticized in China.
書き言葉the performance of which
is criticized in China.
中国でその性能を非難されているテスラ車の購入を検討している
所有格の関係代名詞

人・人以外⬅︎<whose>
💡日常的には1番よく使われる
his/her/their/its(彼/彼女/彼らの/その)

人以外⬅︎<of which/名詞 of which>
💡少し硬い書き言葉に使われる。特に<名詞 of which>はめっちゃ硬い。
its(その)

名詞 of whichが実際に使われそうな例は、こういう↓、日本語でも難しい文章です。

「議会はその法案を可決したが、その目的は憲法改正であった。」
Congress passed the statute, the purpose of which was amendments of the Constitution.

congress:議会(コングレス)
pass:”通す”というもとの意味から、「法案を可決する」という意味になる
statute:法案(スタチュゥトゥ)
purpose:目的
amendment:改正/修正(アメンドメント)
Constitution:憲法(コンスティトゥッション)

今回の例文は、テスラ車のブレーキが効かない!と中国人女性が動画で訴えているというニュースがあり、それを参考に作りました。テスラ車は近未来的でカッコいいですが、社長のイーロン氏の言動やこういうニュースを見て、管理人の中では印象が少し悪くなってます。

前置詞withが使えるパターン

上記の「whose」「of which」の他に、前置詞のwithも所有を表現することができます。まずは次の日本語を英語にしてみましょう。ポイントは、話し言葉になっていることです💡「whose」か「of which」か、どちらが適切か判断して使ってみてください。

ex.5:私は窓の大きな部屋で勉強したいの

I’d like to study in the room whose window is big.

I’d like to do=I woud like to do:〜したい(I want to doと同じ)

SV場所
I‘d like to studyin the room
<whose window is big>.
私は勉強したいその部屋
<=その窓は大きい>

まず、ここで「of which」は使わないように。子供がお母さんに「勉強したいの」と言ってるような感じで、かなりくだけた表現なのに、硬いニュアンスの「of which」を使ってしまうとかなり不自然です。お母さんは子供にいきなりかしこまった感じで言われて、びっくりしてしまいます。

whose」の代わりに「with」を使える

この文章は、「〜と一緒に」というコアイメージの前置詞、「with」を使ってこのように書き換えが可能です。

I’d like to study in the room with a big window.

whose window is big」を、「with a big window」にしてさらに自然な話し言葉になりました👌

ではこの「with」を使って文を作ってみましょう。

ex.6:本屋で目を引くカバーの本を見つけた

「目を引く」は「outstanding」、「カバー」は「book jaket」を使いましょう。

At the book store, I found a book with an outstanding book jacket.

場所SVO
At the book store,Ifounda book
<with an outstanding book jacket>.
本屋で私は見つけた1冊の本
<=一緒/目を引くブックカバーと>
本屋で私は見つけた<目を引くカバーの>

古本屋やCDショップで、昔よくジャケ買いをしていたのを思い出しました。

このように、「whose」の代わりに「with」が毎回使えるわけではありませんが、選択肢の1つとして覚えておくと良いと思います。例えばテスラ車の例文を「with」で表現しようとすると、なかなか難しいというか、しっくりこないというか。

I’m considering purchasing a Tesla car whose performance is criticized in China.

I’m considering purchasing a Tesla car with the criticized performance in China.

performance(性能)」という名詞を説明するために、「criticized(批判されている)」+「in China(中国で)」という2つの情報が必要で、特にこの「in China」について、「with」の文では「中国でテスラ車の購入を検討している」のか、「中国でその性能が非難されているのか」が、聴き手にはよくわからず意味がぼやけてしまうかなあ、と言う感じです。

なので、

with the criticized performance in China

より、

whose performance is criticized in China

のほうが、すっきりして伝えやすいなあと。どっちも一応、文法上は正解ですが、何を伝えたいのか、ということを常に考えて、言葉を選んでいきたいですね。

さっきの本屋さんの例文では「場所」が先頭に来ていて、「その本屋で見つけた」というのがよくわかります。

At the book store, I found a book with an outstanding book jacket.

対してこの例文の場所である「in China」は文の最後にしているので、話し方や抑揚で伝えることはできると思います。

実は、冒頭の侍さんの例文や、美しい黒髪の女性の例文、そしてBTC暴落の例文も、withを使って書き換えが可能です。次の、『音読してみよう』の章で解答にwithを使ったバージョンも掲載しているので、確認してみてください💡

音読してみよう!

では今回の例文を、日本語を見て英語で言えるようにしましょう。しつこいですが、伝えたいことを本気でイメージして、誰かに話しかけるように音読してください。

❶非常に有益なツイートをする侍さんをフォローしている

I’m following the Samurai whose tweet is very profitable.
I’m following the Samurai with very profitable tweet.

❷美しい黒髪の女性は私に微笑んだ

The woman whose hair is beautiful black gave me a smile.
The woman <with beautiful black hair> gave me a smile.

❸BTC暴落により資産を減らした人を何人か見た

We saw some people whose asset decreased because of the crashed BTC price.

We saw some people with the decreased asset because of the crashed BTC price.

❹テスラ車の購入を検討中だが、その性能は中国で非難されている

I’m considering purchasing a Tesla car whose performance is criticized in China.

I’m considering purchasing a Tesla car with criticized performance in China.

I’m considering purchasing a Tesla car of which performance is criticized in China.

I’m considering purchasing a Tesla car the performance of which is criticized in China.

❺大きな窓のある部屋で勉強したいの

I’d like to study in the room whose window is big.
I’d like to study in the room with a big window.

❻本屋で、目を引くカバーの本を見つけた

At the book store, I found a book whose book jacket is outstanding.
At the book store, I found a book with an outstanding book jacket.

📚応用問題

❷なでしこという名前の仮想通貨は、NFTとエンターテイメントの融合を目指している。

The crypto <the name of which is Nadeshiko> is aiming to fuse NFT and entertainment.

↑※ホワイトペーパーなどの硬めの文書では、名詞 of whichが使われそうですね。

The crypto <of which name is Nadeshiko> is aiming to fuse NFT and entertainment.

The crypto <whose name is Nadeshiko> is aiming to fuse NFT and entertainment.

The crypto <with a name of Nadeshiko> is aiming to fuse NFT and entertainment.

 

お疲れ様でした!次は、「whom」という、目的格の関係代名詞を学習します。

その次に、「名詞後ろから説明する用法」で1番最初に勉強した「whichwho」/「that」(関係代名詞)と「in」や「for」などの前置詞を組み合わせて名詞を後ろから説明する方法を学習します。

全て構造は同じで、「名詞<説明>」というブロックを見抜ければOK。繰り返しになりますが<>の中の最初の記号が変わるだけ。ブロックに整理して、英語をシンプルに理解できるようになるために、少しずつ積み重ねていきましょう。

♫歌で英語を学ぶ動画